かつてないほどの不景気に、リストラにあって会社を突然辞めることになった人も多いのではないかと思います。会社に残れるようにあれこれ対策を取る間もなく、またそんな猶予も与えられずに退職を了承せざるをなかった、という人もいるのではないでしょうか。リストラがそんなに珍しくないことは異常な事態なのですが、たまたまそんな時代に生きていたタイミングが悪かったとしか言いようがありません。どう対策をとっても退職することになってしまったのなら、この際開き直ってもらえるものをもらって損をしないように努めましょう。退職金や失業給付金などを不足なく受け取ることはもちろんのこと、払い過ぎた税金も返してもらいましょう。
会社に勤めている間は所得税が毎月の給料から天引きされていたと思いますが、それはその人が1年間に得ると予測されるおおよその所得をもとに計算されています。そのため、会社を辞めて年末までに働いていない場合は想定された年収に満たないわけですから、税金を払いすぎていることになります。こうした場合は確定申告をして余分に引かれていた税金を取り戻しましょう。失業給付金を受けている間でも、失業給付は所得とみなされないので、年収が少なければ丸っと還付されることもあります。確定申告の手続きは、税務署で所定の用紙をもらって記入、申告期間に提出すればOKです。もし年内に再就職が決まって新たな会社に勤めている場合には、退職時に前の会社から受け取った源泉徴収票を提出すれば、新しい会社でまとめて年末調整してくれます。